村山

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粕くらい地蔵(山形県東根市)

かすくらいじぞう毎夜酒粕(食品食材)を食べさせろと言ってくる男があり、後をつけると四つ辻で消えた酒屋の枕元に男が立ち(幽霊)、死んで酒が飲めなくなったので酒粕でもと思い現れたと告げた酒屋は不憫に思い地蔵を建てると、男は現れなくなったその後、...
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名木沢の一本杉(山形県尾花沢市)

なきさわのいっぽんすぎ遺体を7つに切って埋めるよう遺言した大山守命(親王)であるが、誤って8つに切断されていた余った部分を最上川に投げ捨てたので、その地を「投げ沢」と呼び、「名木沢」に由来となった(地名の由来)投げ捨てられた場所に1本の杉の...
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かわらご地蔵(山形県尾花沢市)

かわらごじぞう最上川の水難者を供養するために建てられた地蔵とされる水難は河童の仕業とされ、別名を河童地蔵と呼ばれる流れが速くなり川に渦が出来ると、船頭は小豆を投げ入れて渦を鎮めた(除災の俗信)『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.68...
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天子塚(山形県尾花沢市)

てんしづか佐渡を脱出してこの地で崩御された順徳上皇の陵墓とされる(貴種流離譚)『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.68山形県尾花沢市 丹生
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御所の休み石(山形県尾花沢市)

ごしょのやすみいし順徳上皇が当地へ辿り着いた時、民家に水を求め、庭の石に腰掛けた(腰掛け石)その後、石を神社に移動して祀った『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.67山形県尾花沢市 野黒沢
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御所神社(山形県尾花沢市)

ごしょじんじゃ佐渡に流された順徳上皇は、阿部常次郎時頼と共に佐渡を脱出して、この地に辿り着いたされる(貴種流離譚)その後、宮を建てて終の棲家とされたが、その行宮跡に建てられたのが御所神社である『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.67...
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延沢城(山形県尾花沢市)

のべさわじょう妻であった天女(天人)の進言を受けて、延沢満重(戦国武将)が築城した敵が城に近づくと霧が立ちこめるため、霧山城と呼ばれた『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.66山形県尾花沢市 延沢
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天人清水(山形県尾花沢市)

てんにんすず延沢満重が子授け祈願の帰り、池で水浴びをしている天女(天人)を見つけ、羽衣を隠して天に帰れなくして妻とした子ができて7年目、夫の留守中に長櫃から羽衣を見つけた天女は、天に戻っていった(羽衣伝説)天女は、かつて水浴びしていた池のあ...
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白山神社 お里様(山形県大石田町)

はくさんじんじゃ おさとさまお里という娘が道に迷い、この集落に身を寄せることになったお里は村人に箕(農具)の作り方を教え、その製法は村外不出となって伝わった(起源伝説)後に亡くなったお里は、大里神として白山神社に祀られた『日本の伝説4 出羽...
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井出の地蔵堂(山形県大石田町)

いでのじぞうどう井出の七不思議の1つどんなに雪が降った年でも、一度も堂宇の屋根の雪下ろしをしなくてもよいという高野一栄と髙桑川水が、松尾芭蕉を見送った弥陀堂ではないかと比定されている『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.63山形県大石...