村山鶴子神社(山形県大石田町) つるこじんじゃある者が親子の鶴を見つけ、子鶴を捕らえた家に持ち帰ったところ、親鶴が襲いかかってきて、地面にぶつかり死んだ親子の情愛を悟り、2羽の亡骸を埋めて祠を建てた『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.62山形県大石田町 田沢 2025.02.17村山
村山居合神社(山形県村山市) いあいじんじゃ居合流の始祖・林崎甚助重信(剣豪)を祀る林崎が父の仇討ちのために参籠し、剣の奥義を授かったとされる熊野神社に合祀されている(創建伝説)『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.61山形県村山市 林崎 2025.02.17村山
村山大倉溜池(山形県村山市) おおくらためいけすぐに土手が崩れる溜池のため、おくらという美女が池の主にお仕えすると言って人柱となった夜になると池の底から機織の音が聞こえ、女の泣き声がするので、三月(見付)館の丘の上に霊を祀った(声の怪)おくらの名前から大倉溜池と呼ばれる... 2025.02.17村山
村山誰袖碑(山形県村山市) たがそでひ都で笛の名手であった外記という者(廷臣)が、罪を得て陸奥へ流され、楯岡の地で亡くなった後を追ってきた女御(女官)は、彼の病死を知って、和歌を一首詠み、形見の小袖(衣類)を手にして自害したこの悲恋伝説の歌碑が、天満宮そばにある『日本... 2025.02.17村山
村山龍泉寺 マリア観音(山形県東根市) りゅうせんじ まりあかんのん龍泉寺境内のお堂に安置されている仙台へ行こうとした旅の者が関所を越えるために像を預け、そのまま戻ってこなかったキリシタン禁制の時代に子安観音(仏像)とされ、信仰された『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.5... 2025.02.17村山
村山与次郎稲荷神社(山形県東根市) よじろういなりじんじゃ秋田藩佐竹家に仕えた飛脚の与次郎の正体は狐であった与次郎は六田村を常宿として、そこの娘のお花と恋仲になった(異類婚姻譚)与次郎の存在を疎ましく思った者によって、鼠の天ぷらの罠を仕掛けられて、与次郎は死んだその後、与次郎... 2025.02.17村山
村山若松寺(山形県天童市) じゃくしょうじ最上三十三観音札所の第一番で、縁結びのご利益で有名(札所巡り)若くして亡くなった子供の供養のために、死後の婚礼(冥婚)をおこなうムカサリ絵馬の風習が残る(特殊な供養)『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.55日本伝承大鑑... 2025.02.17村山
村山谷地中の石鳥居(山形県天童市) やちなかのいしどりい別名「弁慶の一夜造りの石鳥居」(一夜作り伝説)弁慶が一夜で鳥居を造ろうとしたが、一番鶏が鳴いたため、中断した笠木も貫もなく、柱だけが立つ『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.55山形県天童市 川原子 2025.02.17村山
村山ジャガラモガラ(山形県天童市) じゃがらもがら雨呼山の中腹にある、冷気を噴き出す風穴60になった老人を、この窪地に捨てていた(姨捨伝説)泣き叫ぶ声を消すために鳴り物を鳴らしたことから名前が付いた(地名の由来)かつてここは水があって龍が棲んでいたが、女人に変身して僧を頼って... 2025.02.17村山
村山べんべこ太郎の墓(山形県天童市) べんべこたろうのはか3年に一度若い娘を人身御供として神に差し出す習慣があったが、その神の正体は狸だった狸たちが怖れる「信濃のべんべこ太郎」という犬を連れて来て狸を退治した(化け物退治)狸を退治したべんべこ太郎も傷が元で死んだため、墓を築いて... 2025.02.17村山