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大宮子易神社(山形県小国町)

おおみやこやすじんじゃ安産の神とされ、お産に臨む際には、産屋に子易神を祀ってこもる風習が残る猿神退治(化け物退治)をした犬を祀るとされている(人身御供)『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.16山形県小国町 増岡
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▲百子沢(山形県小国町)

ひゃっこざわ長者の家に奉公していたおはなは美しい容貌のため、長者に言い寄られる拒絶したおはなに怒った長者は、南京焼の皿の1枚を隠して、おはなに無実の罪を着せようとした(皿屋敷)おはなが池に入水すると、大蛇と化して(変身譚)荒れ狂い、ついには...
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大里峠(山形県小国町/新潟県関川村)

おおりとうげ狩人の忠蔵は大蛇を仕留めて、その肉を味噌漬けにしていたが、妻のおりのがそれを食べ尽くして大蛇となった(変身譚)大蛇となったおりのは大里峠に棲み着いたが、ある時琵琶法師の音曲に誘われ、里を大沼に変える秘密を告げる琵琶法師はその秘密...
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美女塚・美男塚(山形県米沢市)

びじょづか・びなんづか京から陸奥へ向かった小野小町は当地で亡くなり葬られた(美女塚)小町を追ってきた深草少将は小町の死を知って、この地に留まって商人となった少将は遺言で、美女塚の近くに葬って欲しいと頼み、その墓は美男塚と呼ばれたこの2つの塚...
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常慶院 分福茶釜(山形県米沢市)

じょうけいいん ぶんぶくちゃがま常慶院の寺宝京都へ位を授かりに行く弥八郎狐との約束で、住職が化け方の秘伝の巻物を預かった悪狐が巻物を狙って押し寄せたが、住職は約束を果たし、弥八郎狐はお礼に茶釜を贈ったさらに幻術で釈迦如来の説法を見せたが、住...
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北山原殉教遺跡(山形県米沢市)

ほくさんばらじゅんきょういせき甘粕右衛門など、米沢藩のキリシタン57名を処刑した刑場昭和になって殉教地と確認、整備される『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.12山形県米沢市 金池
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小野川温泉(山形県米沢市)

おのがわおんせん小野小町が父を訪ねて陸奥へ向かったが、途中で病を得た夢枕に翁が現れ、小町に霊湯に入浴して身体を癒やすよう告げたことから見つけられた温泉とされる(夢告)『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.11山形県米沢市 小野川町
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白布高湯(山形県米沢市)

しらぶたかゆ1羽の白斑の大鷹が傷を癒やしに飛んできたことから発見された温泉白斑(しらふ)の鷹(たか)から今の温泉地名となったとされる(地名の由来)『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.11山形県米沢市 関
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キリシタン墓(山形県米沢市)

きりしたんはか米沢藩でおこなわれた弾圧で、糠山にいたキリシタン家族のうち女子供7名を処刑した斬首刑がおこなわれた飯田邸跡に7基の墓が残る(刑場)近くにキリシタン井戸跡も残る『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.11山形県米沢市 南原笹...