大隅宝満寺 形代仁王像(鹿児島県志布志市) ほうまんじ かたしろにおうぞう応永8年(1401年)島津家の一族間での戦い(戦乱)で、19歳と16歳で討死した偉丈夫の隅田原兄弟を偲んで、形代として建立された仁王像『日本の伝説11 鹿児島の伝説』(角川書店)p.25鹿児島県志布志市 志布志... 2025.08.24大隅
大隅宝満寺跡(鹿児島県志布志市) ほうまんじあと本尊であった如意輪観音像は運慶作とされるあまりの出来映えに手放すことが出来ず、仏像と共にこの地で生涯を終えた志布志一の美女と謳われた千亀女だが、新しく来た如意輪観音像の方が美しいと言われ嫉妬した(嫉妬猜疑)忍び込んで仏像の顔を... 2025.08.24大隅
大隅枇榔島(鹿児島県志布志市) びろうじま故郷の開聞に戻った大宮姫を追って、天智天皇が崩御したと偽ってこの地に下向した(生存説)2人の間に乙姫という姫宮が生まれたが、我が子ではないとの疑念から姫宮を冷遇した悲嘆した姫宮は入水し、悲しんだ村人によって枇榔島に祀られた(子女受... 2025.08.24大隅
大隅山宮神社 大クス(鹿児島県志布志市) やまみやじんじゃ おおくす天智天皇お手植えの楠とされる足指の不具(不具者)のため故郷の開聞に戻った妃の大宮姫を追って、天智天皇は崩御したと偽って志布志に下向した(生存説)この地に宮を造って晩年を過ごしたので、安楽という地名になった(地名の由... 2025.08.24大隅
大隅道隆寺跡(鹿児島県肝付町) どうりゅうじあとかつて寺にあった池に大蛇が棲み、村人を困らせていた農夫に化けて寺にやって来たのを見咎めた和尚によって額に「千」の字を書かれた(化け物封印)その後大蛇は川で死んでいるのが見つかり、棲んでいた池は田に変わった怒った和尚が大蛇に遠... 2025.08.24大隅
大隅桜迫神社(鹿児島県肝付町) さくらざこじんじゃ鵜葺草葺不合命の行宮であった西洲宮の跡とされる神社(行宮跡)実際は領主であった肝付氏が鵜戸六所権現(鵜戸神宮)を勧請した神社であるとされる『日本の伝説11 鹿児島の伝説』(角川書店)p.19鹿児島県肝付町 宮下 2025.08.24大隅
大隅玉泉寺跡(鹿児島県鹿屋市) ぎょくせんじあと玄翁和尚が建立した寺院の跡この近くにかつて池があり、そこに棲む龍が人を襲って食らうようになった村人の願いを聞いた玄翁が七日七晩読経すると、龍は近くの山の洞穴に逃げ込み二度と出なくなったこの洞穴に鶏を入れ、犬に追わすと、波見の... 2025.08.24大隅
大隅飴屋敷跡(鹿児島県鹿屋市) あめやしきあと母の豊玉姫が海に帰ったため、鵜葺草葺不合命は乳の代わりに飴(菓子)を与えられて育った飴を与え続けた老婆が住んでいたとされる屋敷跡『日本の伝説11 鹿児島の伝説』(角川書店)P.18鹿児島県鹿屋市 吾平町上名 2025.08.24大隅
大隅吾平山上陵 稚児の滝(鹿児島県鹿屋市) あいらさんりょう ちごのたき御陵の岩屋近くにある滝継母が継子を捨てようと滝の上に誘い(継子殺し)、いつもより優しい態度で接した奇異に感じた継子は、隠れて継母の帯に自分の帯を硬く結びつけておいた継母は頃合いを見て継子を突き落としたが、帯が結ば... 2025.08.24大隅
大隅吾平山上陵(鹿児島県鹿屋市) あいらのやまのうえのみささぎ鵜葺草葺不合命の陵墓とされ、岩屋(洞穴)が陵となる養仙院という山伏(行者山伏)が、世襲の陵守に成り代わろうとした巨石の落下で岩屋が塞がれかけたため、山伏は怖れて退散した(神威を見せる)『日本の伝説11 鹿児島の伝... 2025.08.24大隅