洛中水薬師寺(京都市下京区) みずやくしじ平清盛が高熱で倒れた時、その身体を冷やしたとされる湧水があったとされる日に2回の干満(潮汐)があり、塩気を含んでいたため、若狭の海水が奈良二月堂へ流れる通り道にあると考えられた水薬師寺前の通りは、そのため「塩小路通」と呼ばれる(... 2024.12.19洛中
洛中若一神社(京都市下京区) にゃくいちじんじゃ平清盛の別邸である西八条殿の屋敷神であったと言われる(屋敷跡)御神木は平清盛お手植えの楠の木楠の木は伐ると災いがあったため(祟るもの)、碁盤の目状の道を曲げて残されている『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.67京都... 2024.12.19洛中
洛中道祖神社(京都市下京区) どうそじんじゃ道命阿闍梨(名僧)が、通っていた和泉式部の家で目覚めて経を読んでから寝ようとすると、人の気配がしたそれは翁(五条の道祖神)で、普段は叶わないが、今日だけは身を清めず経を読んだので、聞くことが出来たと言った(『宇治拾遺物語』)『... 2024.12.19洛中
洛中班女塚(京都市下京区) はんじょづか独り身の妹が亡くなったので、鳥辺野へ遺体を運んだが、なぜか家に残っていた(死者の怪)2度同じことが起こったため、妹の遺体はその家の下に葬ったその後気味が悪いので家人がいなくなり、塚だけが残った(『宇治拾遺物語』)この塚の前を未婚... 2024.12.19洛中
洛中繁昌神社(京都市下京区) はんじょうじんじゃ近くにある班女塚の「班女」が「繁昌(繁盛)」に転訛して(名称の由来)、商売繁盛(金運)のご利益があるとされる『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.65日本伝承大鑑 京都市下京区 室町通高辻西入ル繁昌町 2024.12.19洛中
洛中金輪井戸(京都市下京区) かなわのいど嫉妬した女人が貴船へ丑の刻参りをしたが、満願の日に井戸のそばで亡くなった死んだ女人が怨霊となったので、使っていた金輪(調理道具)を埋めて塚を築いた(謡曲「金輪」)井戸の水を相手に飲ませると縁切りが出来るという嫉妬(嫉妬猜疑)に狂... 2024.12.17洛中
洛中蛸薬師(京都市中京区) たこやくし正式名・永福寺善光という僧侶が戒めを破り、病弱の母のために蛸を買った(親孝行)疑った人々に責められ、蛸の入った箱を開けると、光り輝く経巻に変わっていた(名称の由来)『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.63京都市中京区 新京... 2024.12.17洛中
洛中行願寺 幽霊絵馬(京都市中京区) ぎょうがんじ ゆうれいえま革堂行願寺に収められている(8月20~23日公開)失踪したと雇い主から連絡を受けたお文の両親が革堂にお籠もりした夜に、お文の幽霊が現れるお文は主人に殺された旨を語り、証拠の手鏡を渡したお文の幽霊の姿を描き、証拠の鏡... 2024.12.17洛中
洛中弁慶石(京都市中京区) べんけいいし衣川で討死した弁慶が化身した石「都に帰りたい」とわめくので京都まで運んだという(喋る石)『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.62日本伝承大鑑 京都市中京区 三条通麩屋町東入ル弁慶石町 2024.12.17洛中
洛中鵺大明神 鵺池(京都市上京区) ぬえだいみょうじん ぬえいけ近衛天皇の時代、夜になると東三条殿から黒雲が御所の上へ来て天皇を悩ませた源頼政が指名され、物の怪(鵺)退治をおこなった(化け物退治)鵺を討った鏃(矢)を洗ったのが鵺池であり、そのそばに鵺大明神が建てられた『日本の... 2024.12.17洛中