洛中神泉苑(京都市中京区) しんせんえん空海と守敏が祈雨の法力の競争をした場所(雨乞い伝説)守敏が妨害したため、空海が祈祷しても雨が降らなかった空海はインドから善女龍王(龍)を召喚して山城国全域に雨を降らせた小野小町は和歌を詠んで、静御前は舞を舞って、それぞれ雨を降ら... 2024.12.17洛中
洛中蛸薬師 鯉地蔵(京都市中京区) たこやくし こいじぞう蛸薬師(永福寺)の境内にある大切な手紙を届けに鴨川を渡った若者が文箱を流してしまった大きな鯉が文箱を取り戻してくれたが、それが地蔵が変化したものであったという(神仏の加護)『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.5... 2024.12.17洛中
洛中六角堂 へそ石(京都市中京区) ろっかくどう へそいし頂法寺(六角堂)の境内にあるこの石を元にして平安京の条坊を定めた()平安京の条坊を定めたところ、六角堂が往来の邪魔となるため、移動するよう祈るとへそ石だけが取り残された『京都名所図会』ではへそ石は六角通の上に描かれてお... 2024.12.17洛中
洛中猿ヶ辻(京都市上京区) さるがつじ御所の鬼門に当たる北東角の築地塀は内側に切り込まれており、蛙股に烏帽子をかぶり御幣を持った猿が彫られている猿の彫り物は山王社の神使で、御所の魔除けとして置かれている夜になると猿が抜け出して悪戯をするため、金網をかぶせて出られなくし... 2024.12.17洛中
洛中相国寺 宗旦稲荷(京都市上京区) しょうこくじ そうたんいなり相国寺の境内にある千利休の孫の千宗旦(茶人)に化けて茶の湯を立てたり、囲碁をするなど、風流狐として有名豆腐屋を助けたお礼にもらった鼠の天ぷらを食べて神通力を失い、犬に襲われて死んだとされる別伝では、茶会を開いて知... 2024.12.17洛中
洛中小野小町双紙洗水遺跡(京都市上京区) おののこまちそうしあらいみずいせき大友黒主(歌人)が小野小町を陥れようと、小町作の和歌を盗作であると偽の草子を出した小町がその草子をこの井戸の水で洗うと文字が消え、身の潔白を証明したこの水で顔を洗うと美人になるとの美醜の俗信『日本の伝説1 ... 2024.12.15洛中
洛中晴明神社(京都市上京区) せいめいじんじゃ安倍晴明の死から2年後に創建された安倍晴明の住居跡とされていた境内にある井戸から湧き出る清明水で千利休が茶を点てたことがある『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.48日本伝承大鑑 京都市上京区 堀川通一条上ル晴明町 2024.12.15洛中
洛中一条戻橋(京都市上京区) いちじょうもどりばし渡辺綱が鬼女と遭遇し、その片腕を<鬼切丸(刀剣)>で斬り落とした浄蔵が父・三善清行の葬列にこの橋で出くわして、祈祷で甦らせた(橋の名の由来:元は土御門橋)安倍晴明が12体の鬼神をこの橋の下に隠したとされる(川底から石櫃が... 2024.12.15洛中
洛中首途八幡宮(京都市上京区) かどではちまんぐう金売り吉次の屋敷跡で、屋敷の鎮守とされる牛若丸(源義経)がこの地から奥州へ旅立ったので、この名が付いた(名称の由来)『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.45京都市上京区 桜井町 2024.12.15洛中
洛中本隆寺 千代の井(京都市上京区) ほんりゅうじ ちよのい本隆寺の境内にある井戸大火の時、本堂が燃え出すと一人の女人が現れて井戸の水を掛けて火を消した後日、本堂内の鬼子母神像の裾が焼けていて、女人の正体とされた(建物を守る)享保年間と天明年間の2回の大火で起こったとされ、“不... 2024.12.15洛中