西讃

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蛇巻石(香川県綾川町)

じゃまきいしこの地を訪れた空海が大蛇を退治した時に(化け物退治)、大蛇が岩に巻き付いてもがいた痕が残る石『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.81香川県綾川町 枌所西
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法専寺(香川県綾川町)

ほうせんじ平有盛(平氏:平家の落人)が落ち延びてきて、この地で出家して建てた寺院(創建伝説)『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.81香川県綾川町 山田下
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首切峠(香川県まんのう町)

くびきりとうげ造田備中守(戦国武将)が長宗我部軍に敗れ、多くの将兵がこの地で斬首された(刑場)とされる峠(地名の由来)『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.81香川県まんのう町 造田
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滝宮天満宮(香川県綾川町)

たきのみやてんまんぐう讃岐国司として赴任した菅原道真が官舎としていた場所に建つ神社(創建伝説)旱魃の際に道真が雨乞いの祈祷をしたのが、この神社の念仏踊り(祭礼)の始まりとされる(雨乞い伝説)『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.79香...
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亡霊済度の経塚(香川県綾川町)

ぼうれいさいどのきょうづか口から火を吐き飛び回る女の幽霊に村人が悩まされていた法然が一字一石を書いて塚に埋め、読経を7日間おこなったところ、幽霊は現れなくなった(成仏させる)『日本の伝説5 讃岐の伝説』(角川書店)p.78香川県綾川町 畑田
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一方宮(香川県観音寺市)

いっぽうぐう大野原の海岸に櫃(うつぼ舟)が流れてきて、中に小さな子供が入っていたため、三嶋神社に神として祀った(貴種流離譚)この子供は木花咲耶姫命の産んだ双子(双生児)の片方であった安産の神で、社殿下の石を1つもらって帰り、安産となると2つ...
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有木の里(香川県観音寺市)

ありきのさとこの地に平有盛(平氏)が落ち延びてきてしばらく滞在したが、その後祖谷に向かったとされる(平家の落人)有盛が匿ってもらった礼に、小烏丸という太刀(刀剣)を置いていった(盗難により所在不明)有盛が京から持ってきた阿弥陀如来像(仏像)...
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中姫八幡神社(香川県観音寺市)

なかひめはちまんじんじゃ八幡神が馬に乗ってこの地にやって来て、馬を木につないで、森の中に入っていった村人も一緒に入って戻ってくると、馬が石と化し(化身した石)、八幡神はこの森に留まった(創建伝説)祭礼の時、石と化した馬(お馬はん)の背中から...
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大野原八幡宮 椀貸塚(香川県観音寺市)

おおのはらはちまんぐう わんかしづか大野原八幡宮の境内にある円墳(古墳)社殿の裏側あたりに穴があり、村人が必要分を頼むと翌日に膳椀が揃えられていたある不心得者が椀を返さなかったため、それから一切貸してくれなくなった(椀貸伝説)『日本の伝説5...
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竜王神社 おなぎさん(香川県観音寺市)

りゅうおうじんじゃ おなぎさん雨乞いをしていた兄弟が同じ夢を見て、ある場所を掘るように言われた(夢告)地中から黒い鰻が飛び出して淵に入ると、雨が降り出した竜王神社の境内に鰻を祀った「おなぎさん」がある(雨乞い伝説)『日本の伝説5 讃岐の伝説...