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穏作根御嶽(沖縄県南風原町)

うさんうたき浜で添え髪(入れ髪)を拾った若者(浦島太郎)は、落とし主の女性に誘われて龍宮へ行ったしばらくして村に帰りたくなった若者は、紙包みをもらい、桑の木の杖を持って戻ってきた地上の世界は既に33代を経ていて、知り合いも全くいなかった絶望...
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善縄御嶽(沖縄県南風原町)

よくつなうたき自分が生け捕った亀に噛みつかれた傷が元で善縄大屋子(漁夫)は亡くなる3日後に墓を覗くと遺体が消え、「ギライ・カナイ(異界)に遊んでいる」という神の声がしたので、御嶽を建てた『日本の伝説2 沖縄の伝説』(角川書店)p.30沖縄県...
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真玉橋(沖縄県豊見城市)

まだんばし石橋に架け替える工事の際、七色の元結いをした子年生まれの女を人柱にせよとの神託があったそのような女が現れなかったため、神託した神女が人柱となった『日本の伝説2 沖縄の伝説』(角川書店)p.27沖縄県豊見城市 真玉橋
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内金城御嶽(沖縄県那覇市)

うちかなぐしくうたき妹が結婚した後、一人となった兄は鬼となり、人を喰うようになった話を聞いた妹は、鉄片の入った餅を作って鬼に食べさせたさらに妹は月経中の性器を晒して「下の口は鬼を喰う口だ」と迫り、鬼は崖から落ちて死んだ(化け物退治)旧暦12...
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普天間権現発祥地(沖縄県那覇市)

ふてんまごんげんはっしょうち人目を忍んで暮らしていた女があったが、妹の夫に姿を見られたため、そのまま洞窟(洞穴)に逃げ隠れた姉の姿は洞窟内にもなかったので、神の化身とされ、社が建てられた(創建伝説)『日本の伝説2 沖縄の伝説』(角川書店)p...
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直禄井泉(沖縄県那覇市)

しぐるくがー天女(天人)が井泉(湧水)で水浴びをしているのを見かけた男(銘苅子)が羽衣を隠して、帰れなくなった天女を妻とした天女は2人の子をなしたが、ある時、この歌う唄から羽衣の隠し場所を知り、天に帰った(羽衣伝説)残された子は王府に召され...
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天久宮(沖縄県那覇市)

あめくぐう琉球八社の1つ美しい女人が法師と共に不意に現れたり消えたりすることがたびたびあったため、神として祀った(異人)女人は弁財天、法師は熊野権現を名乗ったとされる(創建伝説)『日本の伝説2 沖縄の伝説』(角川書店)p.17沖縄県那覇市 ...
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恵比須神社(沖縄県那覇市)

えびすじんじゃ別名・安謝の処刑場跡平敷屋朝敏(文人)が処刑された刑場跡地具体的な場所は恵比須神社境内ともそのそばの洞穴とも言われる『日本の伝説2 沖縄の伝説』(角川書店)p.17沖縄県那覇市 安謝
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十貫瀬の七つ墓(沖縄県那覇市)

じっかんじのななちばーかー近所のお菓子屋に飴を買いに来る女がいたが、代金が紙銭になっていた不審に思って女の後をつけると墓で消えた(幽霊)ので、中を見ると赤ん坊が飴をしゃぶっていた(飴買い幽霊)『日本の伝説2 沖縄の伝説』(角川書店)p.16...
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鄭太夫岩(沖縄県那覇市)

ていたいふいわ武術の達人の鄭大夫が牛マジムン(化け物)と戦い、一晩中それを組み敷いていた岩(名石)マジムンは朝になると、龕(葬送の際に棺を入れる輿)になってしまった(化け物退治)『日本の伝説2 沖縄の伝説』(角川書店)p.15沖縄県那覇市 ...