南信

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立石寺 立石(長野県飯田市)

りっしゃくじ たていし立石寺の境内にある石(名石)寺を建立したところ、一夜にして大きな石が地中から出現したこの不思議な現象から、寺名を立石寺とした(名称の由来)『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.111長野県飯田市 立石
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夜泣き石(長野県飯田市)

よなきいし未の満水(水害)のときに流れてきた巨石に子供が下敷きとなって死んだ巨石から子供の泣き声がするため(夜泣き石)、地蔵を上に置いて祀ったところ声は聞こえなくなった『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.110日本伝承大鑑 長野県飯...
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田中八幡社 恨みの池(長野県飯田市)

たなかはちまんしゃ うらみのいけ田中八幡社の境内にある池鎌倉権五郎がこの地に滞在し、この池の水で目を洗ったところ平癒したこのため池の井守は片目になったとされる(片目の魚)『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.109長野県飯田市 上郷飯...
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塩の湯(長野県大鹿村)

しおのゆ鹿塩七不思議の1つとされる温泉村人の困苦を憐れんだ空海が岩場を杖で突いて湧き出た塩水一説では、鹿が傷を治しているのを見て発見したともされる『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.109長野県大鹿村 鹿塩
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大池(長野県大鹿村)

おおいけ鹿塩七不思議の1つとされる池紙に書いて頼むと膳や椀を貸してくれるとされた(椀貸伝説)庄屋(長者)が借りた時、壊れた椀を返さなかったが、いつまでも池に浮かんでいたので持ち帰ったところ、池の水が溢れて田畑を流し、家は没落した(長者の没落...
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逆さ銀杏(長野県大鹿村)

さかさいちょう鹿塩七不思議の1つとされる銀杏の木空海がこの地を訪ねた時、杖を挿したものが根付いたとされる皮を煎じて飲むと乳の出が良くなるとされる(授乳の俗信)『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.108長野県大鹿村 鹿塩入沢井
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夜泣き松(長野県大鹿村)

よなきまつ鹿塩七不思議の1つとされる松の木小枝を折って、子供の枕の下に入れておくと夜泣きが止む(子育の俗信)『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.107長野県大鹿村 鹿塩河合
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光前寺 早太郎の墓(長野県駒ヶ根市)

こうぜんじ はやたろうのはか光前寺の境内にある犬の墓(鳥獣墓)遠州府中の天神社(見附天神)で人身御供を取っていた狒々(猿)を退治した(化け物退治)狒々を退治した後、瀕死の状態で光前寺まで戻ってきて絶命したとされる『日本の伝説3 信州の伝説』...
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大御食神社(長野県駒ヶ根市)

おおみけじんじゃ日本武尊が東征の帰路にこの地を立ち寄り、杉の木の下で休憩したとされるこの杉の木は建御名方神が国造りの際に愛でたとされる『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.104長野県駒ヶ根市 赤穂
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疣石(長野県伊那市)

いぼいしバイパスの若宮橋の橋脚近くにある巨石上部に溜まった水をつけるとイボが治るとされる(いぼ取り)弁慶が戸隠山からここまでひと飛びに飛んできた時につけた足跡とも言われる(痕が残る石)『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.102疣石長...