南信

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米高岩(長野県伊那市)

こめたかいわ天女橋の下あたりにある、上に祠の置かれた巨石川の水がこの岩にあたって流れる年は、水害などで凶作となり、米の値段が上がるといわれる(目安の石)『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.102長野県伊那市 高遠町西高遠
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大橋(長野県辰野町)

おおはし「信濃の人橋」と呼ばれる橋橋が何度も流出するために、人柱を橋脚の下に埋めて架け替えたとされる『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.101長野県辰野町 平出
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▲足跡石(長野県辰野町)

あしあといし夜な夜な人を襲っていた天狗がいたが、ある時、人が農具を使って田植えをするのを見て、その力を怖れて逃げ出した天狗が山へ逃げ帰ろうとした時につけた足跡が残る石(痕が残る石)『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.101長野県辰野...
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百々淵(長野県辰野町)

どどぶち近くの崖に御堂があったが、大水で流され、淵に鐘が沈んでいる(沈鐘伝説)淵で泳いでいて、沈んだ鐘の上に来ると淵の底に引き込まれるといわれる(禁を犯す)『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.101長野県辰野町 辰野
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七蔵寺 子持ち桂(長野県辰野町)

しちぞうじ こもちかつら七蔵寺境内にある桂の木空海が巡錫中、杖を挿したものが根付いたとされる枝葉を煎じるか、身につけておくと子宝に恵まれるとされる(子授の俗信)『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.100長野県辰野町 辰野
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沓掛石(長野県辰野町)

くつかけいし旧中山道沿いにある日本武尊が東征からの帰途の折、この石で休憩し、靴の紐を締め直しとされる(腰掛け石)石のくぼみに水が溜まっており、これが乾くと雨が降る『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.99長野県辰野町 小野
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枝垂れ栗(長野県辰野町)

しだれぐり国の天然記念物である栗の木の自生地栗の実は天狗の食料であり、天狗が腰掛けるために枝が下に下がるようになったとされるかつては「天狗の森」と呼ばれていた『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.99長野県辰野町 小野
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綿の湯跡(長野県下諏訪町)

わたのゆあと諏訪明神の妃・八坂刀売神(その他の神々)が上社から下社へ移る際に、湯を含ませた綿を持参し、その湯玉を置いたところから湯が出た下諏訪温泉の源泉で、やましい者が入湯すると湯口が濁るとされる(下社七不思議)『日本の伝説3 信州の伝説』...
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諏訪大社下社秋宮 根入りの杉(長野県下諏訪町)

すわたいしゃしもしゃあきみや ねいりのすぎ信濃一之宮・諏訪大社下社秋宮の境内にあるの木丑三つ時になると、枝先を下げて、いびきをかいて寝るという落ちている枝を煎じて飲ませると、子供の夜泣きに効くとされる()『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書...
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言成地蔵(長野県下諏訪町)

いいなりじぞう誰の願いでも言いなりに叶えてくれる地蔵明治の神仏分離の際に移転したが、夜のうちに元の場所に少しずつ動いていったため、また元の場所に戻した(動く絵や像)『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.98長野県下諏訪町 下諏訪