海部知多

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津島神社(愛知県津島市)

つしまじんじゃ尹良親王の一子である良王親王は、父の死後、臣下の者11名と共に津島に至る(後南朝)津島神社には尹良親王を祀る若宮社があり、良王親王は当社の神主に、臣下の11名が社家となったとされる『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.2...
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野間大坊(愛知県美浜町)

のまだいぼう正式名・大御堂寺平治の乱で敗走した源義朝が暗殺された地に造られた墓を供養するために建てられた義朝が刀剣を持てない風呂場で殺されため、墓所には木刀の形をした卒塔婆が供えられる境内には義朝の首級を洗った血の池があるが、国の変事がある...
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今川塚(愛知県東海市)

いまがわづか通称「今川さん」桶狭間の戦いで討死した今川義元の遺体を家臣がここまで運び、葬った墓所家臣達はその後もこの地に留まり墓所を守った『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.135愛知県東海市 高須賀町戌亥屋敷
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明眼院(愛知県大治町)

みょうげんいん清目という僧の夢に異国人(異人)が現れ(夢告)、眼病治療に必要な薬品や霊水について教授され、寺院で眼病治療を始めたかつて平景清が目を病んだ時、この寺院を頼って目を回復させた景清はお礼に着用していた鎧を奉納した『日本の伝説7 愛...
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常福寺(愛知県大府市)

じょうふくじ平家滅亡後に平景清がこの地に隠棲し、建立した寺院この地で半月掛かって仏像を彫ったことから、半月という地名となった(地名の由来)『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.96愛知県大府市 半月町
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桜姫塚(愛知県美浜町)

さくらひめづか桜町大納言の娘・桜姫(姫君)は、家臣の青町と恋に落ちたため家を追い出され、侘び住まいとなるさらに青町が不治の病にかかったため、恋の水(湧水)を求めて一人尾張まで赴いた場所がわからず土地の者に尋ねたところ嘘をつかれ、あまりの落胆...
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恋の水神社(愛知県美浜町)

こいのみずじんじゃ神のお告げで神水があることを知った允恭天皇が、藤原仲興(廷臣)に命じて探索させた尾張に赴いた仲興は湧水を見つけたが、誰もその名を知らないため“知らぬ沢”と名付けて和歌を詠んだ和歌の中に「君が恋しし水を汲むかな」とあったこと...
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地蔵院 おもだかの井戸(愛知県東浦町)

じぞういん おもだかのいど緒川城主の水野清忠の奥方は子宝に恵まれないため、海から拾い上げられた“かき殻地蔵”に祈願した満願の日に水を汲み上げようと井戸を見ると、中におもだか(草本)の草の上に永楽銭(貨幣)が乗って浮かんでいたおもだかは水野家...
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三楠八幡神社(愛知県常滑市)

みくすはちまんじんじゃ現在は海椙神社の摂社今川の武将であった徳川家康は、桶狭間の戦いで敗れた時にこの神社にあった大木の洞に隠れて難を逃れた『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.52愛知県常滑市 虹の丘
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五右衛門地蔵(愛知県知多市)

ごえもんじぞう五右衛門という名の旅の六部(巡礼六部)が住み着き、毎日のように酒ばかり飲んで暮らしていたある時、自分から穴を掘って入定し、村人がその跡地に地蔵を建てた『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.51愛知県知多市 岡田