東葛飾

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将門神社(千葉県我孫子市)

まさかどじんじゃ討死した平将門の霊(幽霊)が、遺臣と共に手賀沼を騎馬で渡って、この地で朝日が昇るのを拝した将門はこの地で幼少期を過ごしたとされる周辺の者は将門を崇敬し、成田山参拝をしないなどの禁忌を守っている『日本の伝説6 房総の伝説』(角...
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照妙院不動尊(千葉県我孫子市)

しょうみょういんふどうそん通称・簔笠不動平将門の祖父・高望王が東国へ赴く際に護持仏とした秘仏(仏像)が、不動尊の中に収められているかつて「しょうべん地蔵」があり、敵の藤原秀郷に見立てて小便や唾を引っ掛け、成田山開帳の日には下肥をかけた(糞尿...
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正覚院鴨鴦寺(千葉県八千代市)

しょうかくいんおうえんじある男が阿蘇沼にいたおしどりの雄を射殺したその夜、夢の中におしどりの雌が人の姿となって現れ、夫婦の情愛を和歌に詠んで消えた男は出家して真円と名乗り、供養のために正覚院を建てた(創建伝説)『日本の伝説6 房総の伝説』(...
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長命寺 親鸞お手植えの菩提樹(千葉県野田市)

ちょうめいじ しんらんおてうえのぼだいじゅ親鸞は、西念法師の妹の嫁ぎ先である高梨家に滞在して、教えを広めた菩提樹の数珠の1玉を柳の葉に包んで埋め、後世教えが広まれば繁茂すると予言した『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)p.26千葉県野田...
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木幡神社(千葉県野田市)

きはたじんじゃ平将門を祀る神社であったが、逆賊とされるのを怖れて平将門像(貴人像)を大黒天と称して社殿裏の小祠に祀った『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)p.26千葉県野田市 木野崎
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長久寺(千葉県野田市)

ちょうきゅうじ平将門が毘沙門天像を勧請し、加護を祈念したとされるこの勧請の際に用いた木簡も残るとされる『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)p.26千葉県野田市 瀬戸
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布施弁天東海寺(千葉県柏市)

ふせべんてんとうかいじ但馬国から紅龍が現れて島を造ったが、そこから毎夜光(怪光)が射すようになった夢告によって島から弁財天像が見つけ出されたが、当地を訪れた空海が但馬で造ったものと認めた寺伝では、平良将と紅龍との間に生まれた子が後の平将門で...
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萬満寺 仁王門(千葉県松戸市)

まんまんじ におうもん「仁王様のまたくぐり」という特有の願掛けがあり、正月と祭礼の日に、仁王像の股をくぐると厄除けが出来る仁王門に奉納されている草鞋(履物)は子供の疱瘡除けとされ、借り受ける者が多かった(子育の俗信)『日本の伝説6 房総の伝...
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鐘ヶ淵(千葉県市川市)

かねがふち里見公園西の江戸川にある淵国府台合戦(戦国の戦い)の時、里見軍が鐘を松に掛けて陣鐘として使っていた北条軍が奪い取って鐘をつくと鳴らず、里見所縁の女性がつくと音が鳴った女が鐘を鳴らすと松の枝が折れ、鐘が川に沈んだため、その場所を鐘ヶ...
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羅漢の井(千葉県市川市)

らかんのい里見公園の南側にある井戸(湧水)空海がこの地に立ち寄った際に発見し、飲用にするよう村人に教えた『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)p.23千葉県市川市 国府台