臼杵佐伯

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卯寅稲荷神社(大分県臼杵市)

うとのいなりじんじゃ稲葉氏(大名)統治時代、臼杵城内に白狐が棲み着き、一族が参勤交代を護衛するなど忠節を尽くしたある狩りの時に悪戯をしたとされ、城から退去を命ぜられた数年後、江戸屋敷の火事の時、火消しに化けて屋敷を守ったため帰参を許された現...
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臼杵石仏(大分県臼杵市)

うすきせきぶつ国宝の磨崖仏群炭焼き長者が娘の般若姫の供養のために発願して造った造営の折に東方から現れた異僧が石仏を彫り上げ、開眼時には紫雲や妙音が空から出現した『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.64大分県臼杵市 深田
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黒島(大分県臼杵市)

くろしま臼杵湾内にある島1600年にオランダ船のリーフデ号が漂着し、ウイリアム=アダムス(西洋人)やヤン=ヨーステンが上陸した(歴史的事件)現在資料館と記念公園がある『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.63大分県臼杵市 佐志生
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吉作落(大分県豊後大野市)

きっさくおとし傾山の岩壁(断崖)の1つ吉作という茸採りが誤って岩壁に取り残され、最後は自ら飛び降りて命を絶った場所(教訓譚)『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.58大分県豊後大野市 緒方町上畑
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傾山(大分県豊後大野市)

かたむきやま祖母山と傾山のどちらかが高いか、2匹の鬼が口論となった各山に登っても決着がつかず、怒った2匹は傾山の山頂で地団駄を踏んだため山が傾いた(地形の由来)『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.55大分県豊後大野市 緒方町上畑
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俵積神社(大分県豊後大野市)

たわらづみじんじゃ境内奥の巨石は、綿を詰めた俵、あるいは沈んだ船に積んであった米俵が石になった(化身した石)景行天皇が当地の土蜘蛛を退治し、村の者が布(織布)を献上したため、この地に神社を勧請した『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p...
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内山観音(大分県豊後大野市)

うちやまかんのん正式名称・蓮城寺炭焼き小五郎(炭焼き長者)ゆかりの寺院で、娘の般若姫の菩提を弔うために創建(創建伝説)近くに金(鉱石)を産出した金亀ヶ淵があり、境内には長者夫妻の墓所がある寺宝に龍の尾があり、長者が干拓した湖に棲んでいた龍の...
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沈堕の滝(大分県豊後大野市)

ちんだのたき早吸日女神社の神主には子がなかったが、沈堕の滝で蛇を助けた後、3枚の鱗が背にある娘が生まれた娘が17の時に使いの者が来て、娘は正体を明かして沈堕の滝に戻った(動物報恩譚)滝には別の主がおり、蛇体となった娘は両親から刀を借りて退治...
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菅尾石仏(大分県豊後大野市)

すがおせきぶつ国の重要文化財である5体の磨崖仏6体の石仏を一夜で造ったら人間一人を与えるという神との約束で鬼が造った5体出来たところで、神が鶏を鳴かせ、鬼は途中で造るのをあきらめた(一夜作り伝説)『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p...
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不思議橋(大分県豊後大野市)

ふしぎばしある大工が山で2頭の白鹿を助けたところ、大水で流された架橋の依頼が舞い込んだ一旦橋は出来上がるが大水で流出、飼い犬が自ら川に飛び込み人柱となった橋が出来上がった時、2頭の鹿が山から駆け下りてきて、橋のたもとで消え失せた大水ごとに流...