満福寺(群馬県玉村町)

中毛

まんぷくじ

  • 平将門が上野国へ攻め入った時、歓心を買おうと地頭の娘を差し出そうとした(子女受難)
  • 娘はこれを嫌って川に身を投げると、その霊が龍に化身して怪光を発した
  • その後、村人が龍の顎の玉(宝物)を川から拾って、寺に納めた
  • 玉は二重の箱に収められ、それを見ると失明するとされる(禁忌)
  • この玉から“玉村”の地名がついた(地名の由来)

『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.46

群馬県玉村町 福島

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