おえんがいわ
- かつては利根川の中にあった巨石
- 総社城主・秋元長朝(大名)の侍女が無実の罪で蛇責めで処刑されたが、この岩の上に立って白粉(化粧品)を塗り無実を訴えた
- 大阪の陣後、淀君がお艶と名を変えて秋元長朝に匿われていたが、世を儚んで入水した(生存説)
- 利根川の西に住むお艶という村娘が、対岸の男と恋仲になったものの、男が会いに来てくれなくなった
- お艶は岩の上で男を待ち続けているうちに気が狂い、川に身を投げて死んだ(悲恋伝説)
『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p,41
群馬県前橋市 敷島町(敷島公園内)
