比丘尼ヶ淵(広島県廿日市市)

広島廿日市

びくにがふち

  • 滝の淵周辺で夜に機織の音がしたり、尼僧が暮らしているとの噂があった
  • ある馬子が淵で馬を休めていると、蜘蛛が足指に糸を絡めたので、馬の轡に移した
  • しばらくすると馬が淵に引きずり込まれ、見ると、淵の底にいる尼僧が蜘蛛の糸で出来た綱を咥えて引いていた
  • 逃げ帰った馬子はこれを告げると発狂し、その後淵で死体が見つかった

『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.28

広島県廿日市市 中道

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