ふしぎばし
- ある大工が山で2頭の白鹿を助けたところ、大水で流された架橋の依頼が舞い込んだ
- 一旦橋は出来上がるが大水で流出、飼い犬が自ら川に飛び込み人柱となった
- 橋が出来上がった時、2頭の鹿が山から駆け下りてきて、橋のたもとで消え失せた
- 大水ごとに流される橋を架け替える際に、託宣によって18才になる娘を人柱と決めた
- 娘の親は信心する熊野権現に助けを求め、娘を助けるとの託宣を受けた
- 人柱を埋める日、突然白鹿が山から下りてきて人柱の穴に飛び込んだため、村人はそれを人柱とした
『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.45
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大分県豊後大野市 三重町浅瀬
