善応寺の鐘(長野県山ノ内町)

北信

ぜんおうじのかね

  • 龍宮から香箱を運んでいる最中、澗満滝で箱を開けたところ、何かが飛び出して滝壺に沈んでいった
  • 善応寺に来て箱を開けると、山椒の実が3粒あったので、それを植えるとたくさんの実ができた
  • 善応寺の定紋(紋章)は、それにちなんで三粒の山椒となっている(慣習の由来)
  • 澗満滝に落ちたものは鐘であり、善応寺では鐘を造らないという(沈鐘伝説)

『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.55

長野県山ノ内町 上条

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