じゅりんじ ゆうがおかんのん
- 夕顔を愛した平良文(地方豪族)は、死に際して息子に「我に会いたければ、夕顔の実を開けよ」と遺言した
- 畑の夕顔の実を割ってみると、中から観音像(仏像)が現れた
- 子孫の千葉常重に「この観音像を祀れ」と夢告があったため、樹林寺を創建した(創建伝説)
- この地区の人は夕顔の実(干瓢:食品食材)を食べない(禁忌)
- 千葉常将と天女(天人)との間に生まれた常長のために、天女が夕顔の種を残した(羽衣伝説)
- 種を蒔いたところ大きな実が出来たので、割ってみると両親の面影がある観音像が出てきた
『日本の伝説6 房総の伝説』(角川書店)p.42
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千葉県香取市 五郷内
