八品神社(大阪府貝塚市)

和泉

やしなじんじゃ

  • 舒明天皇(あるいは欽明天皇)の頃に、近くの二色浜に漂着した渡来人を祭神とする
  • その渡来人は8種類の櫛を作る道具を持ち、里人に櫛の製法を伝授した
  • 和泉国は櫛を特産品とし(起源伝説)、この神社は多くの業者の崇敬を受ける
  • 別伝では欽明天皇の頃、宮中の柱に虫食いがあって、8種類の形の違うものが出現した
  • 占いの結果、この8つを模写した紙を破風に掛け、3日のうちに飛んでいって落ちた場所に社を建てることを具申した
  • 3日目に怪しい馬が現れて紙を咥えて当地に落としたので社を創建した(創建伝説)

『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.54

大阪府貝塚市 澤

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