推恵神社(島根県松江市)

出雲

すいけいじんじゃ

  • 日御碕神社の宮司(神主)・小野尊俊の妻に懸想した藩主(大名)は、口実を設けて尊俊を隠岐へ流罪とした(冤罪)
  • 怨みに思った尊俊は呪いを仕掛け、白鷹を放って松江城に怪異を引き起こした
  • さらに白鷹を使って妻の許へ手紙を送ったが、その返事を持った白鷹は途中で力尽きて海に沈んだ
  • 鷹が死んだことで妻との連絡が途絶えることを悲しんだ尊俊は、自ら絶食して命を絶った
  • 尊俊の死の直後、懸想した藩主が頓死するなど怪事が起こり(祟り)、尊俊を祀る社が建てられた(創建伝説)

『日本の伝説48 出雲・石見の伝説』(角川書店)p.56
日本伝承大鑑:https://japanmystery.com/simane/suikei.html

島根県松江市 西河津町

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