ばばいけあと
- 姑が留守中に嫁が味噌を出そうとすると、桶の上に蛇がとぐろを巻いていた
- 嫁は焼け火箸を蛇の頭に押しつけたところ、同時刻に寺参りをしていた姑の額に焼け火箸の跡ができた(生霊)
- 味噌桶の蛇が姑の邪心であると分かったため(嫁姑)、恥じた姑は池に飛び込み、大蛇となった(変身譚)
- 大蛇となった姑は、その後も寺参りをやめず、尻尾で鐘を撞いて二度も割ったと言われる
『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p.99
新潟県新潟市秋葉区 川口

『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p.99
新潟県新潟市秋葉区 川口