乙宝寺(新潟県胎内市)

下越

おっぽうじ

  • ある僧が法華経を読んでいると、2匹の猿がそれを聞いており、やがて写経をせがむようになった(人外の悟り)
  • 僧は猿の持ってきた木の皮に経(経典)を書いてやったが、いつしか来なくなった
  • 時が経ち、国司に赴任した紀躬高夫妻が訪れ、自分たちは猿の生まれ変わりであると言い、経を見て涙した
  • その縁起は猿供養寺として『今昔物語』にも記載され、経の書かれた木の皮は[寺宝]となっている

『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p.120
日本伝承大鑑: https://japanmystery.com/niigata/oppouji.html

新潟県胎内市 乙

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