つるがぬま
- 津川城主の療養のために温泉を運ぶ役目となった小姓の蔦丸は、母のために湯を汲みに来るお鶴と恋仲になった
- 身分違いの恋のため蔦丸は城内の石牢に閉じ込められ、お鶴はひと目会おうと断崖をよじ登った
- お鶴は断崖から落ちて死に、その声を聞いた蔦丸も石牢から飛び降りて死んだ(悲恋伝説)
- 哀れに思った水神が洪水を起こしたため川の流れが変わり、城の麓に出来た小沼を人は鶴ヶ沼と呼ぶようになった
『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p.106
新潟県阿賀町 津川

『日本の伝説41 越後の伝説』(角川書店)p.106
新潟県阿賀町 津川