いしのきづか
- 酒屋の浦島太郎は、毎夜酒を買いに来る娘に誘われて龍宮へ行き、乙姫と契りを交わした
- 望郷の念に駆られた浦島は故郷に戻ったが知る者もなく、すぐに朽ち果ててしまった
- 龍宮から浦島の5人の娘がこの地を訪れ、父の死を知って嘆き悲しみ、そのまま石と化した(化身した石)
- 弁慶がこの石を引き抜こうとしたが叶わず、手形が残った(痕が残る石)
- 石の根を掘り当てようと加賀藩主が掘らせたが、失敗した
- 5つの石は、正方形の各頂点に4つ(正確に東西南北を指す)、正方形の中央に1つ、と配置されている(目安の石)
『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.47
日本伝承大鑑:https://japanmystery.com/isikawa/isinokiduka.html
石川県白山市 石立町
