せんこうじ
- 専光寺の寺男・幸蔵と湯女(遊女)のお光は恋仲となり、幸蔵が打ち鳴らす太鼓(楽器)を合図に逢瀬を重ねていた
- お光は病に倒れて幸蔵の許へ行けなくなり、幸蔵は日が経つにつれ半狂乱となった
- 幸蔵はある日太鼓を乱打し、その音を聞きながらお光は亡くなった(悲恋伝説)
- お光の死を知った幸蔵は自害し、山代温泉では湯女のことを“太鼓の胴”と呼ぶようになった(起源伝説)
『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.69
石川県加賀市 山代温泉

『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.69
石川県加賀市 山代温泉