黄金塚(大阪府河内長野市)

河内

こがねづか

  • 諸越長者は栄耀栄華を極めていたが、ある時貧しい一家の団欒を見て、その暮らしに憧れを持った
  • 旅の僧が「貧乏になりたければ毎食ごとに箸を邸外に捨て、それが大きな塚になる頃に願いが叶う」と言った
  • それを実行して10数年後に一文無しとなった長者は、働くことも物乞いも出来ず、そのまま飢えて死んだ(長者の没落)
  • 箸を積んだ跡が黄金塚であり、諸越長者の箸塚とも呼ばれる

『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.82

大阪府河内長野市 末広町(長野公園内)

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