さわらいけ
- 下条婆という老女の額に2本の角が生えたため、それを恥じてこの池に入り大蛇となった(変身譚)
- 甘利左衛門尉(地方豪族)の2人の子息が池で行方不明となり、池の主の仕業として木々や石を池に投げ込み追い出した(化け物退治)
- 大蛇は赤牛に変じると笹池へ逃げ、さらに能蔵池まで逃げた
- 池の底に鉄剣(刀剣)が刺さっており、調査の結果奈良時代以前のものと判明した
『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.69
日本伝承大鑑:https://japanmystery.com/yamanasi/sawaraike.html
山梨県韮崎市 旭町上條北割
