せいたいじ りゅうしづか?
- 裏山に棲む悪龍が雲鷹和尚に諭され帰依した証として前脚を食い千切り、雨乞いに使うよう告げた(人外の悟り)
- この前脚を埋めたのが龍肢塚で、水を注ぐと雨が降るとされる(雨乞い伝説)
- 近くの釜無川の淵で椀を貸すものがあり(椀貸伝説)、白雲和尚が正体を確かめるため借りた椀を返さなかった
- 5日目に女が現れ椀を返せと言ったためその腕を切ると、大蛇の足が残された
- この蛇骨に水を注ぐと雨が降るとされる
『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.74
山梨県北杜市 白州町花水

『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.74
山梨県北杜市 白州町花水