ゆめみやま ゆめみいし
- 嫡男誕生の際、武田信虎(戦国大名)はこの山で宴を開いて昼寝をしていた
- 生まれてくる子が曾我兄弟の弟・五郎であると夢で知らされたこと(夢告)から、夢見山の名が付いた(地名の由来)
- 武田信玄が頂上にある石に腰掛けて(腰掛け石)寝ていると、三味線(楽器)弾きが音を合わせ一曲奏でる直前で目が覚めた
- 気が付くと、身体に蜘蛛の糸が絡んでおり、蜘蛛の精が夢に現れたと悟った
- その後も戦陣で見る夢に現れて戦の吉凶占いをしたが、最後まで三味線を奏でることはなかった
『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.37・183
山梨県甲府市 古府中町