しびれこ
- 湖の主は牛の怪物であったが、300年ほど昔、兄弟武士がそれを退治して自らもその場で斃れた(化け物退治)
- 当時酷い旱魃であったが、退治の翌日から大雨が降ったことから、雨乞いの地とされた(雨乞い伝説)
- 行列を作って兄弟武士の墓を詣でた後、湖の周囲を歩きながら主を挑発すると雨が降る
- それでも雨が降らない時は、斬り落としたばかりの牛の首を投げ込むと必ず降ったという(祈雨)
『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.111
山梨県市川三郷町 山保

『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.111
山梨県市川三郷町 山保