おんみょうじ りょうおうどう
- 殺生禁断の笛吹川で鵜飼をしていた勘作という漁夫が捕らえられ、簀巻きにされて処刑された(禁を犯す)
- 勘作の幽霊が度々現れたが、旅の僧(日蓮)が河原の石に法華経を一字ずつ書いて供養して草庵を建てた(創建伝説)
- この物語を世阿弥(能狂言師)が「鵜飼」という演目(謡曲)に仕上げた
- 地元では、勘作は流刑となった平時忠(平氏)の成れの果てであるとする
『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.36
山梨県笛吹市 石和町市部

『日本の伝説10 甲州の伝説』(角川書店)p.36
山梨県笛吹市 石和町市部