あんしょういん
- 別名は岩屋観音
- 境内に巨石が重なりあうようにしてあり、その岩窟に観音堂が安置されている
- かつてこの洞穴に鬼が棲み、村に出て悪事を働いた
- 聖徳太子が聖観音像を、行基が十一面観音像を授けたところ、鬼が出てこなくなった(化け物封印)
- 生まれつき足の立たない子がいたが、ある時母親のつぶやきに「誕生日に餅をつかないから足が立たない」と答えた
- 母親が餅をついてやると、子はそれを持って歩き出し、洞穴に入っていった
- 母親も後を追おうとすると、洞穴から毛の生えた太い腕が突き出してきた
『日本の伝説7 愛知の伝説』(角川書店)p.69
http://asuke.info/view/rekishi/entry-1594.html
愛知県豊田市 岩谷町堂ノ中