ぶざいいん はんにゃのかね
- 江戸へ働きに出た夫が浮気をしている噂を聞き、ある夜夫の喉を噛みつく夢を見て、枕元に血痕が残った(夢告:血の怪)
- 不吉を感じた妻が江戸に向かう途中、長野善光寺で、骨箱を持った女と出会う
- 骨箱には夫と同じ名、夢を見た同日に死んだと記載され、話を聞くと実際に夫であった
- 2人は仏縁を感じて尼僧となり、供養のために鐘を造って奉納した(因果応報譚)
- 鐘には2人の比丘尼の名前が刻まれている
『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.93
石川県羽咋市 上白瀬町
『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.93
石川県羽咋市 上白瀬町