はくりゅうこ
- 置賜地方が旱魃の折、旅の僧が三日三晩経文を唱え続けると雨が降り出し、湖から白龍が巻物を咥えて昇天した
- 赤湯温泉の遊女が男に裏切られて、湖に身投げをして白龍となって昇天した(変身譚)
- 若い僧侶に懸想した娘が、思いが叶わないために湖に身投げしたのが白龍となって昇天した
- 近隣の池や沼は白竜湖と底で繋がっており、とある池で杵を落としたところ、数日後に白竜湖に浮かび上がってきた
『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.23
山形県南陽市 赤湯

『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.23
山形県南陽市 赤湯