ひゃっこざわ
- 長者の家に奉公していたおはなは美しい容貌のため、長者に言い寄られる
- 拒絶したおはなに怒った長者は、南京焼の皿の1枚を隠して、おはなに無実の罪を着せようとした(皿屋敷)
- おはなが池に入水すると、大蛇と化して(変身譚)荒れ狂い、ついには長者の屋敷や田畑を呑み込む大沼を造った(長者の没落)
- 百子沢には大小48の沼ができ、その一番大きい沼に大蛇が棲んでおり、泣き声や皿を数える声がするという(声の怪)
『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.15
山形県小国町 百子沢
『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.15
山形県小国町 百子沢