犬の宮(山形県高畠町)

置賜

いぬのみや

  • 和銅年間(708~714年)、この地に役人が来て、年貢の代わりに年2回子供を差し出すことを要求(人身御供)
  • ある盲法師が、役人が「甲斐の三毛犬・四毛犬に知らせるな」と話しているのを聞き、甲斐から2頭の犬を招いた
  • 酒宴の場に犬を放つと大乱闘なり、役人は退治され、その正体が古狸であったことが分かった(化け物退治)
  • 三毛犬・四毛犬も深手を負って死んだため、ねんごろに葬ったのが犬の宮とされる

『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.21

山形県高畠町 高安

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