猫の宮(山形県高畠町)

置賜

ねこのみや

  • 延暦年間(781~801年)、高安村の庄屋夫婦は子供がないため、夢のお告げで1匹の三毛猫を飼った
  • 三毛猫は妻の後をつきまとったため、主人がついに刀で首を切った
  • 切られた猫の首は、屋根裏にいた蛇に噛みつき退治した(動物報恩譚)
  • 蛇は、かつて三毛犬・四毛犬に退治された古狸の血を吸った邪悪なもので、仕返しをしようと庄屋を狙っていた(化け物退治)
  • 事情を知った庄屋は、村人と共に猫を葬り祀り、猫の宮を建てた

『日本の伝説4 出羽の伝説』(角川書店)p.22

山形県高畠町 高安

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