くびなしみがわりじぞう
- 孝行息子(孝子)が、母親のために瓜を盗んでいたが、持ち主に見つかって斬られた
- しかし地蔵が身代わりとなって、首を斬られた状態で見つかったことから、信心されるようになった(身代わりの神仏)
- 後日、噂を聞いた細川藩の侍が首だけを肥後に持ち帰ったが、途中で重くなったのでその場で放置した
- 残された首のそばから湯が湧き出て、それが黒川温泉の始まりとなった
『日本の伝説49 大分の伝説』(角川書店)p.15
日本伝承大鑑:https://japanmystery.com/ooita/kubinasijizzo.html
大分県大分市 東津留
