だいちょうじ こいづか
- 網島の漁夫が、巴紋(紋章)の鱗を持つ大鯉を淀川で生け捕って見世物にした
- 鯉が死ぬと、大長寺の住職の夢枕に巴紋の甲冑武者が立った(夢告)
- 武者は大坂夏の陣(大坂の陣)で討死した者で、因果によって魚となり、いまだに成仏出来ないと訴えた
- 住職は鯉のために滝登鯉山居士の法号を与え、塚を建てた(鳥獣墓)
- 鯉塚の隣には、鯉を捕らえた誰袖音吉の墓がある
『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.17
大阪府大阪市都島区 中野町
『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.17
大阪府大阪市都島区 中野町