一条戻橋(京都市上京区)

洛中

いちじょうもどりばし

  • 渡辺綱が鬼女と遭遇し、その片腕を<鬼切丸(刀剣)>で斬り落とした
  • 浄蔵が父・三善清行の葬列にこの橋で出くわして、祈祷で甦らせた(橋の名の由来:元は土御門橋)
  • 安倍晴明が12体の鬼神をこの橋の下に隠したとされる(川底から石櫃が見つかっている)
  • 二位の尼が安徳天皇誕生時に橋占をして、12人の童子が「八重の潮路」という言葉を発したという(予言の怪)
  • 「戻橋」の名から、嫁入り前の女性はこの橋には近づかないという慣習がある(破談の俗信)

『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.46

京都市上京区 一条通19丁目

タイトルとURLをコピーしました