しゃりんばいじせいち
- 若狭の若者が金を稼ぐため、佐渡金山の掘大工となって昼夜分かたず働いていたが、やがて珪肺で死んだ(悲恋伝説)
- その後若者の許婚が来たが、その死を知って、2人が肌身離さず持っていた守り袋と車輪梅(木本)の種を墓に埋めた
- 車輪梅は墓地周辺の岩場で育ち、多く群生するようになった
- 若者の稼いだ金を娘は受け取らず帰り、その金で建てられたのが近くの波切観音であるという
『日本の伝説9 佐渡の伝説』(角川書店)p.80
新潟県佐渡市 小川
『日本の伝説9 佐渡の伝説』(角川書店)p.80
新潟県佐渡市 小川