穏作根御嶽(沖縄県南風原町)

島尻

うさんうたき

  • 浜で添え髪(入れ髪)を拾った若者(浦島太郎)は、落とし主の女性に誘われて龍宮へ行った
  • しばらくして村に帰りたくなった若者は、紙包みをもらい、桑の木の杖を持って戻ってきた
  • 地上の世界は既に33代を経ていて、知り合いも全くいなかった
  • 絶望した若者は紙包みを開けると、中に白髪(毛髪)の束があり、それが身体に触れた途端老衰で死んでしまった
  • 若者が残した杖から木が生え、人々はそこに御嶽を建てて祀った

『日本の伝説2 沖縄の伝説』(角川書店)p.31

沖縄県南風原町 与那覇

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