木本

日田竹田

穴観音古墳(大分県日田市)

あなかんのんこふん石室内に観音像を安置する古墳で、草壁春里という長者の屋敷跡とされるある時魔物(化け物)が長者一族を襲い、末娘だけを残して死に絶えた末娘は草野太郎経門(武人)に助けを求め、経門が魔物を退治すると、正体は春里が伐った大木(木本...
南信

帚木(長野県阿智村)

ははきぎ遠くから見ると分かるが、近くに寄るとどの木なのかが分からないとされる伝説の木(木本)歌枕とされ、「有るようで無いもの」のたとえとして使われる炭焼き長者の許に嫁いだ姫君が、母恋しさに木の姿を見誤ったことから「帚木(ははきぎ)」の名が付...
国頭

ひんぷんガジュマル(沖縄県名護市)

ひんぷんがじゅまる宰相の蔡温が記した「三府龍脈碑」(石碑)を木(木本)の横に置いたが、それが魔除けの屏風(ひんぷん:家具調度)に似ているため名が付いたガジュマルの木の陰で小用をした女が蛇に魅入られた(憑依)が、程順則(名護親方:琉球の名族)...