一之宮

加賀

白山比咩神社 狛犬(石川県白山市)

しろやまひめじんじゃ こまいぬ加賀国一之宮藤原秀衡が京で造らせた狛犬を船で運んでいる途中、船が沖で止まったため、神意と考えて奉納した現在宝物館に安置される『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.35石川県白山市 三宮町
備後

南宮神社(広島県府中市)

なんぐうじんじゃ祭神として孝霊天皇を祀り、隣接する神宮寺の裏手に孝霊塚と呼ばれる陵墓がある吉備津神社が一之宮となる以前の一之宮であったとされる『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.100広島県府中市 栗柄町平井
備後

素戔嗚神社(広島県福山市)

すさのおじんじゃ備後一之宮と称す神社旅の宿を請うた武塔神(素戔嗚尊:牛頭天王)を泊めた蘇民将来に、疫病除けの茅の輪を身に着けることを告げた伝説が残る『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.100広島県福山市 新市町戸手
広島廿日市

大頭神社(広島県廿日市市)

おがしらじんじゃ厳島神社(一之宮)の摂社として建てられる厳島神社の神烏4羽がこの地に飛来、御烏喰式(祭礼)をこの社でおこなった後、親鳥のつがいは紀州熊野へ去り、子のつがいは弥山に戻って厳島神社の御烏喰式の神烏を務めるとされる(四鳥の別れ)『...
広島廿日市

養父崎浦(広島県廿日市市)

やぶさきうら雌雄一対の烏が海上(海域)の筏の上にあるしとぎ団子(菓子)を取っていく、養父崎神社の“御烏喰式”(祭礼)がおこなわれる厳島神社(一之宮)の神が島に鎮座する際に烏が先導したことにちなむ(創建伝説)『日本の伝説21 広島の伝説』(角...
広島廿日市

御床浦(広島県廿日市市)

みとこうら島に渡ってきた神が最初に祀られた地(浜海岸)で、厳島神社(一之宮)の末社・御床神社がある社を置いた岩(巨石)には亀裂があり、厳島神社の社紋(紋章)である“三つ亀甲”の模様の元となった『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.1...
広島廿日市

卒塔婆石/康頼灯籠(広島県廿日市市)

そとばいし/やすよりとうろう鹿ヶ谷の陰謀で鬼界ヶ島に流された平康頼(源平の武将)は、帰還を願った和歌を1000本の卒塔婆に書いて海に流した歌の書かれた1本の卒塔婆が厳島神社に流れ着いて、そこから康頼の赦免が叶った卒塔婆が流れ着いた場所にあっ...
安房

洲崎神社(千葉県館山市)

すのさきじんじゃ安房国一之宮で、祭神は安房の開拓神(天太玉命)の后神・天比理乃咩命海上安全のため、祭神が龍宮から一対の御神石(霊石)の片方を置いた(もう一方は横須賀の安房口神社に)太田道灌が江戸城建設の折に分社を勧請したのが、江戸の神田明神...
外房

玉前神社(千葉県一宮町)

たまさきじんじゃ上総国一之宮で、祭神は玉依姫とされるある翁が浜で12個の光る珠(宝物)を見つけて持ち帰ったが、夜も光るため、怖れて社に納めた(創建伝説)夢告によって太東崎へ来ると錦の袋に入った光る霊玉が流れ着いたので、それを納めて玉前神社と...
北総

香取神宮 要石(千葉県香取市)

かとりじんぐう かなめいし下総国一之宮・香取神宮の境内にある霊石経津主命(記紀神話の神)が地下に棲む大鯰の頭と尾をこの石で刺し通して地震を抑えている徳川光圀がこの石を掘り出そうとしたが、根元を見つけることは出来なかった『日本の伝説6 房総の...