七不思議

四万十足摺

地獄の穴(高知県土佐清水市)

じごくのあな足摺七不思議の一つこの小穴に銭(貨幣)を落とすと、しばらくチリンチリンと銭が落ちていく音がして、先祖供養になるこの洞穴は金剛福寺にまで通じていると言われたが、今では途中で塞がっている『日本の伝説22 土佐の伝説』(角川書店)p....
四万十足摺

大師一夜建立ならずの華表(高知県土佐清水市)

だいしいちやこんりゅうならずのとりい足摺七不思議の一つ空海が一夜で鳥居を造ろうとしたが、天邪鬼が鶏の鳴き真似をしたため、そのまま放置したもの(一夜作り伝説)『日本の伝説22 土佐の伝説』(角川書店)p.83日本伝承大鑑:高知県土佐清水市 足...
四万十足摺

不動岩・亀呼場(高知県土佐清水市)

ふどういわ・かめよびば足摺七不思議の一つ空海が崖下にある不動岩(岩礁)に波切不動を彫り、海上安全を祈祷するため、亀を呼んで岩に渡った今でも海に向かって亀を呼ぶと、大師が呼んでいるものと思って浮かび上がってくる(動物の俗信)『日本の伝説22 ...
四万十足摺

汐の干満手水鉢(高知県土佐清水市)

しおのかんまんちょうずばち足摺七不思議の一つ潮の干満(潮汐)に合わせて、岩の窪みにある水の量が増減する手水鉢(名石)『日本の伝説22 土佐の伝説』(角川書店)p.83日本伝承大鑑:高知県土佐清水市 足摺岬
四万十足摺

根笹(高知県土佐清水市)

ねざさ足摺七不思議の一つで、“寝笹”とも表記されるこのあたりに生える笹は、龍馬(龍)が食べるためこれ以上の高さを越えて伸びない『日本の伝説22 土佐の伝説』(角川書店)p.83日本伝承大鑑:高知県土佐清水市 足摺岬
四万十足摺

不増不減の手水鉢(高知県土佐清水市)

ふぞうふげんのちょうずばち足摺七不思議の一つ弟子の日円上人に先に補陀落渡海(入定)をされてしまった賀東上人(名僧)が、この岩の上に身を投げ出して泣いたその涙が不増不減の水となって残っている(名石:手水鉢)『日本の伝説22 土佐の伝説』(角川...
四万十足摺

ゆるぎ石(高知県土佐清水市)

ゆるぎいし足摺七不思議の一つ空海が金剛福寺建立の際に発見した巨石親孝行者(孝子)が揺らすと大石の上にある積み石が落ちるが、親不孝者が揺らしても落ちない『日本の伝説22 土佐の伝説』(角川書店)p.83日本伝承大鑑:高知県土佐清水市 足摺岬
奈良宇陀

姫石明神(奈良県御杖村)

ひめしみょうじん女性が横になった尻の形をした石(願掛けの石:生殖器崇拝)があり、倭姫命が婦人の病気(下の病)平癒の祈願をしたまた縁結びや安産の御利益があるとされる敷津七不思議の一つ『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川書店)p.93奈良県御杖...
奈良宇陀

猿沢の池(奈良県奈良市)

さるさわのいけ天平21年(749年)に造られた、周囲360mの興福寺の放生池水三分に魚七分、すまず、にごらず、でず、いらず、かえるわかず、もはえずの七不思議がある『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川書店)p.12奈良県奈良市 登大路町
川越飯能

霧吹きの井戸(埼玉県川越市)

きりふきのいど川越城内にあった井戸で、川越城七不思議の一つ城の危急時に井戸の蓋を開けると霧が吹き出して町全体を覆うとされたそのため川越城は別名・霧隠城と呼ばれた『日本の伝説18 埼玉の伝説』(角川書店)p.82埼玉県川越市 郭町