七不思議

出雲

須佐神社 塩ノ井(島根県出雲市)

すさじんじゃ しおのい須佐神社の七不思議の一つ境内にある井戸で、稲佐の浜に続いていて海の干満(潮汐)に合わせて水が湧出するとされる『日本の伝説48 出雲・石見の伝説』(角川書店)p.61島根県出雲市 佐田町須佐
北薩

岩船(鹿児島県阿久根市)

いわふね阿久根七不思議の一つ丹後の城主(田上隠岐守)が戦に敗れ、船で薩摩まで逃げてきた(落城伝説)この地で暴風に遭って帆柱が折れ、河口付近に座礁してそのまま石化した(化身した石)現在は砂に覆われ見ることが出来ない別説では、石樟船で漂着したの...
北薩

隔丘の塩田(鹿児島県阿久根市)

おかごしのえんでん阿久根七不思議の一つ海から離れた土地だが塩(食品食材)が採れ、明治末まで塩田が広がっていた旅の僧あるいは空海が製塩方法を伝授したとされる現在は住宅地となっており、塩釜神社だけが名残として残る『日本の伝説11 鹿児島の伝説』...
峡南

奈良王神社(山梨県早川町)

ならおうじんじゃ夢告によって孝謙天皇が下向し、温泉で体調を治したその後7年間この地に行宮を設け滞在したことから奈良田の名が付いた(地名の由来)行宮跡に建てられた神社が奈良田神社で、奈良田七不思議の御符水と二羽烏が残っている『日本の伝説10 ...
河内

叡福寺(大阪府太子町)

えいふくじ叡福寺七不思議と呼ばれるものがある御廟の周囲にある結界石は空海が一夜で築いたが(一夜作り伝説)、何度数えても数が合わない聖徳太子が母の棺を担いだ楠の棒を挿すと巨木となった(大乗木)御廟には松の木が生えない、鳥が巣を作らない、雨が降...
能登南

妙観院 七不思議(石川県七尾市)

みょうかんじ ななふしぎ海に入水した女が龍(蛇)と化し鐘を破壊するため、竜頭に“竹に虎”の意匠を施した鐘を誂えると、変事が収まった女が入水した底なし淵は、池となって残されているその他、観音菩薩像・弁財天・不動明王・奇岩怪石などのがある『日本...
備北芸北

知波夜比古神社(広島県三次市高杉町)

ちはやひこじんじゃ備後国二之宮に比定される七不思議が残る(森の木の葉が落ちない・落雷がない・毒虫がない・参道は朝露を受けない・氏子は伝染病にかからない・氏子は“彦”の字を付けないなど)『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.105広島...
広島廿日市

▲曼荼羅岩(広島県廿日市市)

まんだらいわ弥山七不思議の1つで、空海が梵字や真字を刻んだ巨石(字彫りの石)現在は立ち入り禁止区域にあり『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.17広島県廿日市市 宮島町
広島廿日市

干満岩(広島県廿日市市)

かんまんいわ弥山七不思議の1つで、頂上近くにある巨石岩にある小さな穴に塩分を含んだ水があり、潮の干満(潮汐)に合わせて水が増減する『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.17広島県廿日市市 宮島町
広島廿日市

錫杖の梅(広島県廿日市市)

しゃくじょうのうめ弥山七不思議の1つで、空海が立て掛けた杖が根を張って梅の木になった『日本の伝説21 広島の伝説』(角川書店)p.17広島県廿日市市 宮島町