七不思議

南信

夜泣き松(長野県大鹿村)

よなきまつ鹿塩七不思議の1つとされる松の木小枝を折って、子供の枕の下に入れておくと夜泣きが止む(子育の俗信)『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.107長野県大鹿村 鹿塩河合
南信

綿の湯跡(長野県下諏訪町)

わたのゆあと諏訪明神の妃・八坂刀売神(その他の神々)が上社から下社へ移る際に、湯を含ませた綿を持参し、その湯玉を置いたところから湯が出た下諏訪温泉の源泉で、やましい者が入湯すると湯口が濁るとされる(下社七不思議)『日本の伝説3 信州の伝説』...
東信

▲星見の松(長野県小海町)

ほしみのまつ松原の七不思議の1つ御射山の神事(祭礼)の日(8月27日)の昼、この松に登って空を見ると、北西の方角に星が見える『日本の伝説3 信州の伝説』(角川書店)p.14長野県小海町 豊里
洛中

知恩院 瓜生石(京都市東山区)

ちおんいん うりゅう(かしょう)せき知恩院七不思議の一つ石の根が地軸にまで達しているといわれる石の上に、一夜にして瓜(果菜)が生えて実った(怪を呼ぶ石)その瓜に「牛頭天王」の文字が現れた(影向石)『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p....
洛中

知恩院 大杓子(京都市東山区)

ちおんいん おおしゃくし知恩院七不思議の一つ真田十勇士の三好清海入道(武人)が、大坂の陣の時にこの杓子(食器)を片手で操って数千人の兵に飯を配った『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.20日本伝承大鑑 京都市東山区 林下町
洛中

知恩院 濡髪堂(京都市東山区)

ちおんいん ぬれがみどう知恩院境内にある住処を奪われた狐が霊巌上人(名僧)の法話を聞いて改心して知恩院を守護した(人外の悟り)法話を聞く際に童子に化けたが、その時髪が濡れていたためその名が付いた(名称の由来)狐の去り際に上人が傘(雨具)を貸...
洛中

知恩院 忘れ傘(京都市東山区)

ちおんいん わすれがさ知恩院七不思議の一つ左甚五郎が置き忘れたとされる傘(雨具)『日本の伝説1 京都の伝説』(角川書店)p.19日本伝承大鑑 京都市東山区 林下町