上杉謙信

北毛

謙信のさかさ桜(群馬県みなかみ町)

けんしんのさかさざくら越後から関東へ出征した上杉謙信が、馬の鞭にしていた枝を地面に挿して根付いて生長した桜の木この桜の花がよく咲いた年は豊作になるとされる(占い)『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.63群馬県みなかみ町 相俣
中毛

滝沢不動尊(群馬県前橋市)

たきざわふどうそん小田原遠征の途中、上杉謙信が霊験を得ようと不動明王の右腕を切って武蔵国へ持ち運んだ夢枕に不動明王が現れ「邪心を改めねば武運拙し」と告げられたため(夢告)、鹿島神社(深谷市)に右腕を奉納した滝沢不動尊の不動明王像(仏像)は現...
奥能登

棚木城址 米流し坂(石川県能登町)

たなぎじょうし こめながしさか上杉謙信の能登侵攻の時に長景連(戦国武将)が籠城したが、落城した(落城伝説)水があるように見せるため坂から白米を流したが、鳥が米をついばんだため計略がばれて城が落ちた(白米城伝説)『日本の伝説12 加賀・能登の...
能登南

御手洗池(石川県七尾市)

みたらいいけ上杉謙信の能登攻略の際に敗れた畠山氏の武将が池に飛び込んで自害した(落城伝説)元旦(正月)の未明に、鎧兜や鞍が水面に浮かんで見えるとされる『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.103石川県七尾市 三引町
能登南

七尾城址(石川県七尾市)

ななおじょうし小雨の夜に城跡から、城主の畠山氏の亡魂が“おかね火”という怪火となって町へ飛んでいく落城の際、城の侍女が池に飛び込んで死んだが、その怨念が“お歯黒鮒”に変化した(落城伝説)水があるように米を流して上杉謙信を騙したが、途中鳥が米...
加賀

天狗壁(石川県能美市)

てんぐかべその頂上に天狗が棲んでいるとされる断崖頂上にある御座石(巨石)は上杉謙信にその美しさを讃えられた『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.50石川県能美市 岩本町
中越

専称寺 豆の木山門(新潟県柏崎市)

せんしょうじ まめのきさんもん継母が、継子に炒り豆を、実子に生豆を渡して、多く豆が採れた方に家を継がせるとした(継子殺し)継子の蒔いた豆の中に生豆が入っており、それが大木のように生長し、実子よりも多く収穫出来た豆の木は菩提寺の専称寺に寄進さ...
上越

浄興寺 豆殻太鼓(新潟県上越市)

じょうこうじ まめがらだいこ浄興寺に置かれた、皮の張られていない胴だけの太鼓(楽器)柏崎の豆の木で造られたとされ、上杉謙信が城で使っていた音が大きいため魚が逃げ、漁が出来ないと漁師が訴えたため、謙信は皮を破って浄興寺に寄進した『日本の伝説4...
北信

小菅神社 隠石(長野県飯山市)

こすげじんじゃ かくれいし小菅神社奥社への参道沿いにある岩(名石)川中島の戦い(戦国の戦い)のあと、上杉謙信が戦を避けてこの岩に逃げ隠れた武田勢が追ってきたが、山が鳴動して岩や木が倒れ落ちてきたため逃げ帰り、謙信は難を逃れたとされる『日本の...