奈良宇陀飯降淵(奈良県宇陀市) いぶりがぶちかつては淵であったが、ある時おむつ(肌着)を洗った(不浄)ため、一夜で隆起して高台(丘)となった(一夜作り伝説)『日本の伝説13 奈良の伝説』(角川書店)p.83奈良県宇陀市 室生向渕 2025.11.18奈良宇陀
磯城高市雷丘(奈良県明日香村) いかづちのおか雄略天皇の近侍・小子部栖軽(廷臣)は、天皇と后のいる寝所に誤って入ったため、雷を捕らえる命を受けた栖軽は丘に落ちてきた雷神(天人)を捕らえて天皇に差し出し、天皇は雷神を解放した栖軽の死後、雷を捕らえたとの墓標が丘に立ち、怒った... 2025.11.15磯城高市
川越飯能武野神社(埼玉県新座市) たけしのじんじゃ八幡山と呼ばれる丘の上にある神社奥州へ攻め入る前、源義家が戦勝祈願をして、社殿を北向きに造り替えたとされ、別名を北向八幡とする(名称の由来)『日本の伝説18 埼玉の伝説』(角川書店)p.74埼玉県新座市 野寺 2025.10.24川越飯能
東毛丸山(群馬県太田市) まるやま標高114mの小独立丘ダイダラボッチ(巨人)が吸った煙管の灰(煙草)を落としてできた山とされる新潟の米山薬師を山頂に勧請したことから“米山”の別名もある『日本の伝説27 上州の伝説』(角川書店)p.21群馬県太田市 丸山町 2025.09.23東毛
北薩関白陣(鹿児島県伊佐市) かんぱくじん“天堂ヶ尾”とも呼ばれる、小高い丘豊臣秀吉が島津氏との和睦の際に島津の武将・新納忠元(戦国武将)と面会した場所「再び刃向かうことがあるか」と秀吉に問われ「主が立てば立つ」と新納が答えたまた「鼻の下にも鈴虫ぞ鳴く」という下の句に対... 2025.08.26北薩
峡東石森山(山梨県山梨市) いしもりやまデイラボッチ(巨人)が2つの山を苧殻の棒で担っている途中で棒が折れたためこの場所に置かれた日本武尊が東征の帰途にこの丘に社(山梨岡神社)を勧請し、この周囲にある巨石に腰掛けた(腰掛け石)と言われる『日本の伝説10 甲州の伝説』(... 2025.08.05峡東
河内鷹塚山(大阪府枚方市) たかつかやま枚方丘陵で最も高い丘にある惟喬親王が狩りで使っていた愛鷹が死んだため、葬った地とされる(地名の由来)『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.102大阪府枚方市 高塚町 2025.07.12河内
河内蹉跎神社(大阪府枚方市) さだじんじゃ大宰府に左遷される菅原道真が、途中の丘で休憩し、都との別れを惜しんだ娘の苅屋姫は父を慕いこの地まで来たが、間に合わず足摺り(蹉跎)をしたことが地名の由来となる(親子の情愛)『日本の伝説8 大阪の伝説』(角川書店)p.98大阪府枚... 2025.07.11河内
奥能登大蔵神社 一夜塚(石川県輪島市) おおくらじんじゃ いちやづか老婆が浜辺(浜海岸)で金色に光る御札を見つけたが、その後祟りが起こった(祟る物)一夜にして出来た丘とされる一夜塚(一夜作り伝説)の上に社を建て、御札を祀った『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.14... 2025.06.23奥能登
奥能登太夫の森(石川県穴水町) だゆうのもり海岸沿いにある丘で、加賀宝生流の祖とされる諸橋権之進(能狂言師)の屋敷跡といわれる叢林『日本の伝説12 加賀・能登の伝説』(角川書店)p.111石川県穴水町 前波 2025.06.20奥能登